基本情報

学位

• 博士（文学）(京都大学)
• 修士（文学）(京都大学)

出身大学院・研究科等

• 京都大学, 大学院文学研究科修士課程行動文化学専攻, Division of Behavioral Studies, 修了
• 京都大学, 大学院文学研究科博士後期課程行動文化学専攻, Division of Behavioral Studies, 修了

出身学校・専攻等

• 京都大学, 文学部行動文化学系, Division of Behavioral Studies, 卒業

経歴

• 自 2022年04月, 至 現在

  京都大学, 人と社会の未来研究院, 助教
• 自 2021年04月, 至 2022年03月

  京都大学, こころの未来研究センター, 助教
• 自 2019年04月, 至 現在

  国立研究開発法人情報通信研究機構, 脳情報通信融合研究センター, 協力研究員
• 自 2019年04月, 至 2021年03月

  日本学術振興会, 特別研究員 (PD)
• 自 2017年04月, 至 2019年03月

  日本学術振興会, 特別研究員 (DC2)

プロフィール

• プロフィール

  主観的選好に関する2つの問題：1) ヒトにおいて普遍的に観察される親密な異性間関係がどのようにして構築・維持されるか、2) 芸術作品の鑑賞における美的体験の背後にはどのような認知・神経メカニズムの関与が見られるかという問題に対し、心理学実験と脳機能イメージングを用いた研究を行っています。

使用言語

• 日本語
• 英語

ID,URL

• J-Global ID

  201901013401698647

• 研究者番号

  40869434

• 外部リンク

  https://ifohs.kyoto-u.ac.jp/archives/member/ryuhei-ueda

関連Webサイト

• http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/staff/ryuhei-ueda/

researchmap URL

• https://researchmap.jp/ryuheiueda

研究

研究テーマ・研究概要

• 研究テーマ

  恋愛関係の形成と維持に関わる認知・神経機構

• 研究概要

  我々ヒトの社会では多様な対人関係が観察されます。そのなかでも「恋愛関係」は最も親密な関係であるとされ、進化心理学および社会心理学分野を中心に知見が蓄積されてきました。一方で、そうした関係の構築と維持がどのような認知・神経機構によって遂行されるかという問題については、依然として明らかにされていないことが数多くあります。私の研究では心理実験と脳機能イメージング手法を相補的に用いることで、そうした問題を明らかにすることを目指しています。
  
  

研究キーワード

• fMRI
• 恋愛関係
• 顔認知
• 美的感覚
• 芸術鑑賞
• 自己制御
• 対人関係
• 意思決定
• 社会的認知

研究分野

• ライフサイエンス, 基盤脳科学, 社会脳科学
• 人文・社会, 認知科学, 社会的認知
• 人文・社会, 実験心理学, 認知心理学

論文

• Trait judgments of medieval Japanese illustrated portraits

  Ryuhei Ueda; Atsunobu Suzuki; Akira Takagishi; Chikahiko Suzuki; Kumiko Nagai

  Perception, 2025年05月, 査読有り

  
• Neural Processing of Facial Attractiveness and Romantic Love: An Overview and Suggestions for Future Empirical Studies

  Ueda, R.

  Frontiers in Psychology, 2022年06月14日, 査読有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  
• Are implicit attitudes toward dishonesty associated with self-serving dishonesty? Implications for the reliability of the IAT

  Hirokazu Hatta; Ryuhei Ueda; Hiroshi Ashida; Nobuhito Abe

  Journal of Experimental Social Psychology, 2022年05月

  この論文にアクセスする：

  
• Neural Representations of the Committed Romantic Partner in the Nucleus Accumbens

  Ryuhei Ueda; Nobuhito Abe

  Psychological Science, 2021年12月, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  
• 親密な異性間関係の維持に関わる認知神経機構：能動的・自動的抑制機構の相互作用的関係性

  上田 竜平

  心理学評論, 2020年08月, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  
• 助け合いの社会神経科学

  上田竜平

  心理学評論, 2020年, 査読有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  
• Executive control and faithfulness: only long-term romantic relationships require prefrontal control

  Ryuhei Ueda; Kuniaki Yanagisawa; Hiroshi Ashida; Nobuhito Abe

  Experimental Brain Research, 2018年03月01日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  
• Implicit attitudes and executive control interact to regulate interest in extra-pair relationships

  Ryuhei Ueda; Kuniaki Yanagisawa; Hiroshi Ashida; Nobuhito Abe

  COGNITIVE AFFECTIVE & BEHAVIORAL NEUROSCIENCE, 2017年12月, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  
• Trading of dynamic interaural time and level difference cues and its effect on the auditory motion-onset response measured with electroencephalography

  Christian F. Altmann; Ryuhei Ueda; Benoit Bucher; Shigeto Furukawa; Kentaro Ono; Makio Kashino; Tatsuya Mima; Hidenao Fukuyama

  NEUROIMAGE, 2017年10月, 査読有り

  
• Automatic honesty forgoing reward acquisition and punishment avoidance: a functional MRI investigation

  Mei Yoneda; Ryuhei Ueda; Hiroshi Ashida; Nobuhito Abe

  NEUROREPORT, 2017年09月, 査読有り

  
• Auditory mismatch negativity in response to changes of counter-balanced interaural time and level differences

  Christian F. Altmann; Ryuhei Ueda; Shigeto Furukawa; Makio Kashino; Tatsuya Mima; Hidenao Fukuyama

  Frontiers in Neuroscience, 2017年07月06日, 査読有り

  この論文にアクセスする：

  
• Auditory Mismatch Negativity in Response to Changes of Counter-Balanced Interaural Time and Level Differences

  Christian F. Altmann; Ryuhei Ueda; Shigeto Furukawa; Makio Kashino; Tatsuya Mima; Hidenao Fukuyama

  FRONTIERS IN NEUROSCIENCE, 2017年07月, 査読有り

  この論文にアクセスする：

  
• Reduced orbitofrontal cortical volume is associated with interdependent self-construal

  Shinobu Kitayama; Kuniaki Yanagisawa; Ayahito Ito; Ryuhei Ueda; Yukiko Uchida; Nobuhito Abe

  PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA, 2017年07月, 査読有り

  
• The neural basis of individual differences in mate poaching

  Ryuhei Ueda; Hiroshi Ashida; Kuniaki Yanagisawa; Nobuhito Abe

  SOCIAL NEUROSCIENCE, 2017年, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  
• Asymmetric Effect of Expression Intensity on Evaluations of Facial Attractiveness

  Ryuhei Ueda; Kana Kuraguchi; Hiroshi Ashida

  SAGE Open, 2016年11月01日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  

MISC

• マルチボクセルパターン解析の基礎と心理学研究における活用

  上田竜平

  バイオメカニズム学会誌, 2025年, 招待有り

  
• 我々はどのようにして「恋人」を選ぶか？恋愛パートナー選択の心理学・神経科学研究の歩みと展望

  上田 竜平

  認知科学, 2024年12月01日, 査読有り

  

講演・口頭発表等

• 恋心の認知神経科学

  上田竜平

  第25回日本ヒト脳機能マッピング学会, 2023年02月25日, 招待有り

  
• 「恋人」の神経表象−社会的報酬遅延課題を用いた検討

  上田竜平; 阿部修士

  第3回ヒト脳イメージング研究会, 2019年09月06日

  
• 競合する同性の外見的魅力に基づく異性へのアプローチの調整〜マッチングアプリ的場面での検討〜

  塩川史崇; 上田竜平; 蘆田宏

  電子情報通信学会 ヒューマンコミュニケーション基礎研究会, 2019年03月08日

  
• 浮気欲求の顕在的・潜在的抑制機構の関係性

  上田竜平; 柳澤邦昭; 蘆田宏; 阿部修士

  日本基礎心理学会第36回大会, 2017年12月01日

  
• 一夫一妻的恋愛関係の維持に関わる認知神経基盤−交際期間に依存した前頭葉領域による浮気欲求の能動的抑制

  上田竜平; 柳澤邦昭; 蘆田宏; 阿部修士

  日本認知科学会第34回大会, 2017年09月15日

  
• 浮気欲求への抵抗：潜在的・顕在的抑制機能の認知的説明

  上田竜平; 柳澤邦昭; 蘆田宏; 阿部修士

  関西心理学会第128回大会, 2016年11月03日

  

受賞

• 2020年10月20日

  日本心理学会第84回大会, 特別優秀発表賞
• 2019年03月16日

  第21回日本ヒト脳機能マッピング学会, 若手奨励賞
• 2016年11月03日

  関西心理学会第128回大会, 研究奨励賞
• 2015年07月02日

  第17回日本ヒト脳機能マッピング学会, 若手奨励賞

外部資金：科学研究費補助金

• 「恋心」の適切な制御を支える脳情報処理過程の包括的検討

  若手研究

  小区分90030:認知科学関連

  京都大学;国立研究開発法人情報通信研究機構

  上田 竜平

  自 2020年04月01日, 至 2024年03月31日, 完了

  対人関係;恋愛関係;脳イメージング;社会的認知;実験心理学;認知科学;社会神経科学;fMRI;恋愛;意思決定

  https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K20157/
• 記憶における加齢と社会性の相互作用の基盤となる脳内機構

  学術変革領域研究(A)

  学術変革領域研究区分(Ⅰ)

  京都大学

  月浦 崇

  自 2020年11月19日, 至 2025年03月31日, 交付

  記憶;加齢;環境;非侵襲的脳機能画像計測;神経心理学;社会的文脈;感情;非侵襲的脳機能計測;非侵襲的脳画像計測

  https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PLANNED-20H05802/

教育

担当科目

• 自 2024年04月01日, 至 2025年03月31日

  ILASセミナー

  Z001, 前期, 国際高等教育院, 2
• 自 2023年04月01日, 至 2024年03月31日

  認知機能デザイン論

  X465, 前期, 工学研究科, 2
• 自 2023年04月01日, 至 2024年03月31日

  ILASセミナー

  Z001, 前期, 国際高等教育院, 2
• 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日

  心理学（特殊講義）

  7131, 後期, 文学研究科, 2
• 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日

  認知機能デザイン論

  X465, 後期, 工学研究科, 2
• 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日

  脳神経科学特論(神経・生理心理学)

  7239, 後期, 教育学部, 2
• 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日

  心理学(特殊講義)（神経・生理心理学）

  7138, 後期, 文学部, 2
• 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日

  心理学（演習）

  7140, 通年, 文学部, 4
• 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日

  脳神経科学特論(神経・生理心理学)

  7239, 後期, 教育学研究科, 2

その他の教育実績

• 文学研究科心理学教室と連携し、所属する学部生の卒業論文・大学院生の修士論文執筆の支援を行なっている。