高等研究院 准教授
進化の隣人であるチンパンジーとボノボ、ヒト社会の隣人とも言えるイヌとウマを主な対象に、認知研究とフィールドワークの両方を通して知性の進化の謎に取り組んでいます。究極の研究テーマは「人間とは何か」を知ることです。学問分野でいうと生物学と心理学を組み合わせた比較認知科学という分野です。とくに社会の中で発揮される知性:社会的知性に関心をもっています。主なキーワードは、共感・他者理解・協力・文化・集団。動物たちの心を通してヒトの本質を明らかにしたいと思っています。
キーワード: 類人猿、伴侶動物、社会的知性、おもいやり、利他性、協力行動、個体間関係、集団間関係、比較認知科学、フィールドワーク