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角谷 岳彦

カクタニ タケヒコ

総合博物館 研究部情報発信系 助教

角谷 岳彦
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    Last Updated :2022/06/24

    基本情報

    所属学協会

    • 応用動物昆虫学会
    • 種生物学会
    • 個体群生態学会
    • 日本生態学会

    学位

    • 農学修士(京都大学)
    • 博士(農学)(京都大学)

    出身大学院・研究科等

    • 京都大学, 大学院農学研究科修士課程農林生物学専攻, 修了
    • 京都大学, 大学院農学研究科博士後期課程農林生物学専攻, 修了

    出身学校・専攻等

    • 京都大学, 農学部農林生物学科, 卒業

    経歴

    • 自 1996年, 至 1997年
      京都大学生態学研究センターCOE非常勤研究員, Center for Ecological Research
    • 自 1996年, 至 1997年
      COE resarch fellow Center for Ecological Research,
    • 自 1994年, 至 1996年
      京都大学総合人間学部非常勤講師
    • 自 1994年, 至 1996年
      Part-time lecturer Yoshida College, Kyoto University
    • 京都大学

    使用言語

    • 英語

    ID,URL

    関連Webサイト

    researchmap URL

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      Last Updated :2022/06/24

      研究

      研究テーマ・研究概要

      • 研究テーマ

        一つの地域を見た場合,そこに存在する送粉系は,虫媒性植物群集と訪花性昆虫群集の間の地域群集レベルの共進化によって成立した興味深い作用系であると考えられます。こうした群集レベルの相互作用系を扱いうる理論の確立が私の研究の主要テーマの一つです。
        また,多くの分野にまたがる膨大な数の標本を扱いうる分野横断型データベースシステムの研究も行っています。
      • 研究概要

        私は,虫媒花と訪花昆虫の相互作用を送粉生態学的見地から研究してきました。同一地域に生息する虫媒性植物群集と訪花性昆虫群集の間には,共進化によって成立した一定の相互作用系があると思われます。

        まず,自然条件下で各種の花を利用している訪花昆虫の群集構成を明らかにするために,1984年~1987年と2006~2008年に,京都府下の複数地点において,あらかじめ定めたルート沿いに開花していた花を記録しつつそこに訪花していることを確認した全ての昆虫を花を区別しながら採集しました。これらの調査で採集した昆虫標本は京大総合博物館に保管されています。これらの調査の標本に基づき個々の種の花における訪花昆虫群集の構造やその20年間の変化について現在解析中です。

        次に,花蜜を分泌することで送粉者を集めていたいくつかの種の花で,花と昆虫の相互作用を明らかにするデータをより精密に採ることにしました。その結果,いくつかの花でそれぞれに固有の様式で 有効な送粉者の花蜜利用効率が上げられていることがわかってきました。たとえば,ヤブガラシではその花蜜生産の日周性が有効な送粉者と思われるニ ホンミツバチのこの花への訪花の日周パターンと見事に同調していました。

        また,京都大学葬博物館の収蔵品管理データベースについての研究も進めています。当館には,250万点を超える貴重な標本資料が収蔵されています。これらの多くの分野にまたがる膨大な数の標本を効率よく管理するためには,統合的な電子データベースの構築が不可欠です。

      研究キーワード

      • 送粉生態学
      • 群集生態学
      • 個体群生態学
      • 分野横断型標本データベース
      • pollination ecology
      • community ecology
      • population ecology
      • database for specimens

      研究分野

      • 環境・農学, 植物保護科学
      • ライフサイエンス, 生態学、環境学
      • 情報通信, ヒューマンインタフェース、インタラクション
      • 情報通信, データベース

      論文

      • Male Visitors May Decrease Modularity in Flower–Visitor Networks
        Shigeki Kishi; Takehiko Kakutani
        Frontiers in Ecology and Evolution, 2020年05月28日, 査読有り
      • Negligible impact of deer-induced habitat degradation on the genetic diversity of extant Bombus diversus populations in comparison with museum specimens
        Inoue Mizuki; Michimasa Yamasaki; Takehiko Kakutani; Yuji Isagi
        JOURNAL OF INSECT CONSERVATION, 2010年04月, 査読有り
      • Do battles lead to coexistence? Role of interference competition in structuring the insect community on fermented tree sap
        Jiichiro Yoshimoto; Takehiko Kakutani; Takayoshi Nishida
        Ecological Entomology, 2007年10月, 査読有り
      • Influence of resource abundance on the structure of the insect community attracted to fermented tree sap
        J Yoshimoto; T Kakutani; T Nishida
        ECOLOGICAL RESEARCH, 2005年07月, 査読有り
      • 博物館の標本管理用共通化データベースとしてのKUMC
        角谷 岳彦
        国立博物館等協議会ニュースレター,3, 2001年
      • ミナンカバウハリナシバチとセイヨウミツバチによるイチゴの送粉
        T KAKUTANI; T INOUE; T TEZUKA; Y MAETA
        Researches on Population Ecology, 1993年06月, 査読有り
      • ヤブガラシの花蜜分泌とミツバチの訪花行動
        角谷 岳彦
        ミツバチ科学,13/,27-34, 1992年, 査読有り
      • Insect-flower Relationship in the Temperate Deciduous Forest of Kibune, Kyoto : An Overview of the Flowering Phenology and the Seasonal Pattern of Insect Visits
        Inoue T; M. Kato; T. Kakutani; T. Suka; T. Itino
        Contributions from the Biological Laboratory, Kyoto University, 1990年08月, 査読有り
      • Insect-flower Relationship in the Primary Beech Forest of Ashu, Kyoto : An Overview of the Flowering Phenology and the Seasonal Pattern of Insect Visits
        Kato, M; T. Kakutani; T. Inoue; T. Itino
        Contributions from the Biological Laboratory, Kyoto University, 1990年08月, 査読有り
      • Insect-flower Relationship in the Campus of Kyoto University, Kyoto : An Overview of the Flowering Phenology and the Seasonal Pattern of Insect Visits
        Kakutani, T; T. Inoue; M. Kato; H. Ichihashi
        Contributions from the Biological Laboratory, Kyoto University, 1990年08月, 査読有り
      • 皿状花ヤブガラシ(ブドウ科)の蜜分泌様式と訪花性昆虫による蜜利用様式
        T KAKUTANI; T INOUE; M KATO
        Researches on Population Ecology, 1989年12月, 査読有り

      MISC

      • 京都大学総合博物館案内(20)ムラサキマネシアゲハ──1種で3種に擬態する蝶
        角谷岳彦
        文部科学教育通信, 2020年03月
      • 京都大学総合博物館案内(10)虫の名前の基準標本
        角谷岳彦
        文部科学教育通信, 2019年10月
      • 「昆虫アカデミア」開催報告
        角谷 岳彦
        京都大学総合博物館ニュースレター, 2016年
      • 産雌性単為生殖種ナナフシモドキの雄標本
        角谷 岳彦
        京都大学総合博物館ニュースレター, 2012年
      • 「昆虫標本からさぐる環境変動-花を訪れる虫たちのいま,むかし-」によせて」
        角谷 岳彦
        京都大学総合博物館ニュースレター, 2010年
      • 収蔵資料散歩 エコロジカルコレクション
        角谷岳彦
        京都大学総合博物館ニュースレター, 1998年, 招待有り
      • 新館紹介『ニホンミツバチ誌』
        角谷岳彦
        1997. 日本応用動物昆虫学会誌.41 : 249-250., 1997年, 招待有り
      • 盗蜜者を欺くトチノキの花
        角谷 岳彦
        『森の木の100不思議』(日本林業技術協会編),/,56-57, 1996年
      • 花と昆虫のエコロジー-花蜜の分泌パターンの測定
        角谷 岳彦
        日本の生物,文一総合出版,5/5,52-57, 1991年
      • 花と昆虫のエコロジー-データベース作成とラベル印字
        角谷 岳彦
        日本の生物,文一総合出版,5/2,50-55, 1991年
      • 生態学におけるSAS利用
        角谷 岳彦
        個体群生態学会会報,48/,61-66, 1991年

      講演・口頭発表等

      • 総合博物館標本データベース,KUMC-DBについて
        角谷 岳彦
        総合博物館分野合同研究発表会,京都大学「知の越境」融合チーム研究プログラムーSPIRITS-, 2015年05月15日
      • 訪花昆虫のオスとメスが作り出す送粉ネットワーク構造と送粉役割の違い
        岸 茂樹; 角谷 岳彦; 大串隆之
        日本生態学会第62回全国大会 (鹿児島) 一般講演, 2015年03月
      • 山地におけるシカ害が訪花昆虫群集に与えるインパクトの解析
        吉田隼平; 角谷岳彦; 藤崎憲治
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 2008年
      • About 20 Years Changes of Flower Visitors Community in Kyoto Prefecture.
        Takehiko Kakutani; Jumpei Yoshida; Kenji Fujisaki
        The 3rd International Symposium of Entomological Science COE. The 21st Century COE Program at Graduate School of Agriculture, Field Science Education Research Center, Kyoto University, 2008年, 招待有り
      • 芦生と京大周辺における最近20年間の訪花昆虫群集の変化
        角谷岳彦
        COE 昆虫科学国 際シンポジウム“生物間相互作用に基づく新規害虫管理モデルの構築" (2007.10.31-11.1, 京都), 2007年
      • 分野横断型データベースの構築とその気候変動解析への応用への試み
        坂元尚美; 角谷岳彦
        日本気象学会大会講演予稿集, 2002年
      • 京都大学標本データベースの現状と未来
        角谷 岳彦
        第4回太陽地球環境研究コンピューラング研究会講論,/,45-46, 2000年
      • トチの実の豊凶に及ぼす訪花ハナバチ相の年次変化
        角谷岳彦
        日本昆虫学会大会・日本応用動物昆虫学会大会合同大会講演要旨, 1996年
      • 芦生原生林に咲く花の種別の訪花昆虫相に関する統計的解析
        角谷岳彦
        日本昆虫学会大会・日本応用動物昆虫学会大会合同大会講演要旨, 1994年
      • A305 ハリナシバチとミツバチによるイチゴの送粉 : 送粉受精過程の数理モデル化(ミツバチ・訪花・送粉)
        角谷 岳彦; 井上 民二; 手塚 俊行; 前田 泰生
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 1993年04月03日, 日本応用動物昆虫学会
      • C70 イチゴハウスの送粉者としてのハリナシバチとミツバチ(花粉媒介昆虫・蜜蜂)
        角谷 岳彦; 井上 民二; 手塚 俊行; 前田 泰生
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 1991年09月15日, 日本応用動物昆虫学会
      • 花と昆虫のエコロジー-花蜜の分泌パターンの測定
        角谷 岳彦
        日本の生物,文一総合出版,5/5,52-57, 1991年
      • A58 トチノキへのハナバチ類の訪花パターンとその送粉効率(生態学・行動学)
        角谷 岳彦
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 1990年03月15日, 日本応用動物昆虫学会
      • F33 ツリフネソウの蜜分泌とその送粉者トラマルハナバチの蜜利用について(生態学)
        角谷 岳彦
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 1989年03月23日, 日本応用動物昆虫学会
      • C2 トチノキの開花戦略とそれを利用するハナバチ間の競争(生態学)
        角谷 岳彦; 井上 民二
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 1988年03月25日, 日本応用動物昆虫学会
      • B33 ヤブガラシの蜜分泌様式と送粉者の訪花様式にみられる相互適応(寄主植物選好性・耐虫性)
        角谷 岳彦; 井上 民二
        日本応用動物昆虫学会大会講演要旨, 1987年04月01日, 日本応用動物昆虫学会

      書籍等出版物

      • 訪花昆虫群集の変化に学ぶ環境変動
        角谷岳彦; 吉田隼平; 藤崎憲治, 共著
        『昆虫科学が拓く未来』(藤崎憲治・西田律夫・佐久間正幸編、京都大学学術出版会) pp.88-90, 2009年, 査読無し
      • 森の木の100不思議
        角谷 岳彦, 分担執筆, 23.蜜ドロボーをあざむくトチの花
        日本林業技術協会, 1996年02月, 査読無し
      • 訪花昆虫群集の構造
        角谷 岳彦
        『昆虫個体群生態学の展開』(京大学術出版会),/,216-238, 1996年, 査読無し
      • 植物の花蜜分泌様式と訪花者の利用様式
        角谷 岳彦
        『花に引き寄せられる動物-花と送粉者の共進化』(井上民二・加藤真編,平凡社),/,79-102, 1993年, 査読無し
      • 芦生のマルハナバチ
        角谷 岳彦
        『京都の昆虫』(京都昆虫研究会編,京都新聞社),/,149-152, 1991年, 査読無し
      • ヤブガラシ
        角谷 岳彦
        『フィールドウォッチング4』(田中肇編,北隆館),/,32-35, 1991年, 査読無し
      • トチノキ
        角谷 岳彦
        『フィールドウォッチング1』(田中肇編,北隆館),/,14-17, 1990年, 査読無し

      外部資金:科学研究費補助金

      • 虫媒花を利用する昆虫群集に関する野外生態学-送粉者、盗蜜者、植食者の相互作用系の解明-
        奨励研究(A)
        京都大学
        角谷 岳彦
        完了
        群集動態;訪花昆虫;送粉
      • 南米大陸における霊長類の系統進化に関する研究
        基盤研究(A)
        京都大学
        瀬戸口 烈司
        完了
        南米大陸;霊長類;広鼻猿類;コロンビア;ブラジル;アメリカ合衆国;リスザル;オマキザル;熱帯雨林;形態学;社会生態学;霊長類化石;系統学的研究;ブラニセラ;中期中新世;地質調査;現生広鼻猿類;分岐分析学的研究, South America;Primates;Platyrrhine;Colombia;Brazil;USA;Saimiri;Cebus

      外部資金:その他

      • 訪花昆虫群集に関する送粉生態学
      • 標本データベースシステムに関する研究
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        Last Updated :2022/06/24

        教育

        担当科目

        • 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日
          ILASセミナー
          Z001, 前期, 国際高等教育院, 2
        • 自 2022年04月01日, 至 2023年03月31日
          博物館実習(館園実務)
          W307, 前期集中, 国際高等教育院, 1
        • 進化と生態の博物学
        • 自 2011年04月, 至 2012年03月
          博物館実習V
          前期, 理学部
        • 自 2012年04月, 至 2013年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2012年04月, 至 2013年03月
          進化と生態の博物学
          前期, 全学共通科目
        • 自 2013年04月, 至 2014年03月
          進化と生態の博物学
          前期, 全学共通科目
        • 自 2013年04月, 至 2014年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2014年04月, 至 2015年03月
          進化と生態の博物学
          前期, 全学共通科目
        • 自 2014年04月, 至 2015年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2015年04月, 至 2016年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2015年04月, 至 2016年03月
          進化と生態の博物学
          前期, 全学共通科目
        • 自 2016年04月, 至 2017年03月
          ILASセミナー
          前期, 全学共通科目
        • 自 2016年04月, 至 2017年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2017年04月, 至 2018年03月
          ILASセミナー
          前期, 全学共通科目
        • 自 2017年04月, 至 2018年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2018年04月, 至 2019年03月
          ILASセミナー
          前期, 全学共通科目
        • 自 2018年04月, 至 2019年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2019年04月, 至 2020年03月
          ILASセミナー
          前期, 全学共通科目
        • 自 2019年04月, 至 2020年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2020年04月, 至 2021年03月
          ILASセミナー:進化と生態の博物学
          前期, 全学共通科目
        • 自 2020年04月, 至 2021年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        • 自 2021年04月, 至 2022年03月
          ILASセミナー:進化と生態の博物学
          前期, 全学共通科目
        • 自 2021年04月, 至 2022年03月
          博物館実習(館園実務)
          前期集中, 全学共通科目
        list
          Last Updated :2022/06/24

          大学運営

          部局運営(役職等)

          • 自 2010年04月01日, 至 2023年33月01日
            京都大学情報環境機構 KUINS利用負担金検討委員会 委員

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