人文科学研究所 文化構成研究部門 准教授
これまで主に中国の碑文資料や敦煌寫本資料を用い,中国南北朝隋唐時代の地域社会における実践と信仰について研究してきました。具体的には北朝時代や隋唐時代の碑文に見える生天・浄土信仰、観音信仰、そして懺悔儀礼の実践などです。近年は隋唐代造像銘や仏教石刻の整理収集を行うとともに,初唐の道宣の諸著作について横断的に研究し、玄奘などによってもたらされたインド仏教の情報を道宣がいかに改変・利用し、中国の寺塔や名山の仏教聖地化をはかったかについて研究を進めています。