基本情報

所属学協会

• 日本先天異常学会
• 日本発生生物学会
• 日本解剖学会

学位

• 博士（理学）(京都大学)
• 修士（理学）(京都大学)

経歴

• 自 2025年04月, 至 現在

  京都工芸繊維大学, 応用生物学系, 助教
• 自 2021年04月, 至 2024年03月

  滋賀県立大学, 非常勤講師
• 自 2017年11月, 至 2018年03月

  龍谷大学, 非常勤講師
• 自 2016年04月, 至 2017年03月

  滋賀県堅田看護専門学校, 非常勤講師
• 自 2021年10月, 至 2025年03月

  京都大学, 白眉センター, 特定助教
• 自 2020年04月, 至 2021年09月

  大阪市立大学, 医学部 看護学科, 非常勤講師
• 自 2017年04月, 至 2021年09月

  大阪市立大学, 医学研究科 基礎医科学専攻, 助教
• 自 2014年04月, 至 2017年03月

  京都大学大学院, 理学研究科, 研究員

プロフィール

• プロフィール

  しっぽの研究をしています。「ヒトはどのようにしっぽを失くしたのか」を解明すべく、色々な動物と色々な研究手法を用いて研究を行っています。

ID,URL

• J-Global ID

  201801020138595691

• 研究者番号

  10792830

• 外部リンク

  https://tojima-anthro-japanese.jimdo.com/

関連Webサイト

• https://researchmap.jp/7000022986/presentations/edit

研究

研究キーワード

• 解剖
• 発生
• 進化
• しっぽ

研究分野

• ライフサイエンス, 自然人類学
• ライフサイエンス, 形態、構造
• ライフサイエンス, 発生生物学
• ライフサイエンス, 解剖学

論文

• 唐古・鍵遺跡北部地域出土の動物遺存体

  東島沙弥佳

  田原本町教育委員会年報, 2010年, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  
• Congenital Anomalies in Ancient Japan as Deciphered in the Nihon shoki (Chronicles of Japan)

  Sayaka Tojima; Shigehito Yamada

  Studies in Japanese Literature and Culture, 2024年04月01日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  
• Gross anatomy of the gluteal and posterior thigh muscles in koalas based on their innervations

  Sayaka Tojima; Hidaka Anetai; Kaito Koike; Saori Anetai; Kounosuke Tokita; Chris Leigh; Jaliya Kumaratilake

  PLOS ONE, 2022年09月14日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  
• Relationship between sacral shape variation and phylogeny in Old World monkeys

  Sayaka Tojima

  Journal of Morphology, 2021年09月, 査読有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  
• A Tale of the Tail : A Comprehensive Understanding of the “Human Tail”

  Sayaka Tojima

  Journal of Korean Neurosurgical Society, 2021年05月01日, 査読有り, 招待有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  
• Classification of the “human tail”: Correlation between position, associated anomalies, and causes

  Sayaka Tojima; Shigehito Yamada

  Clinical Anatomy, 2020年06月04日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  
• Tail reduction process during human embryonic development

  Sayaka Tojima; Haruyuki Makishima; Tetsuya Takakuwa; Shigehito Yamada

  Journal of Anatomy, 2018年05月01日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  
• Comparative Anatomy of Caudal Musculature Attachments in Catarrhines with Different Tail Length

  TOJIMA Sayaka

  Primate Society of Japan 霊長類研究, 2015年, 査読有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  
• Variation of the number of proximal caudal vertebrae with tail reduction in Old World monkeys

  Sayaka Tojima

  PRIMATES, 2014年10月, 査読有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  
• Tail length estimation from sacrocaudal skeletal morphology in catarrhines

  Sayaka Tojima

  ANTHROPOLOGICAL SCIENCE, 2013年04月, 査読有り, 筆頭著者, 最終著者, 責任著者

  この論文にアクセスする：

  
• Variability of tail length in hybrids of the Japanese macaque (Macaca fuscata) and the Taiwanese macaque (Macaca cyclopis)

  Yuzuru Hamada; Ayumi Yamamoto; Yutaka Kunimatsu; Sayaka Tojima; Toshio Mouri; Yoshi Kawamoto

  PRIMATES, 2012年10月, 査読有り

  
• タイワンザルとアカゲザルにおける尾筋付着部位の比較

  東島 沙弥佳

  Primate Society of Japan 霊長類研究 = Primate research, 2010年12月20日, 査読有り, 筆頭著者, 責任著者

  

MISC

• 総合博物館コレクション研究〈19〉博物館にひそむしっぽ〈自然史標本編〉

  東島沙弥佳

  京都大学総合博物館ニュースレター, 2023年12月27日, 筆頭著者

  
• <2023年度 秋のスポット展示>しっぽの秘密 --しっぽ博士のミニ展示--

  東島沙弥佳

  京都大学総合博物館ニュースレター, 2023年12月27日, 筆頭著者

  
• ミッシングリンクの尻尾を掴む？！：尾の短縮過程解明に挑む形態学的ならびに発生生物学的アプローチ

  東島 沙弥佳

  霊長類研究 Supplement, 2015年

  
• 第80回アメリカ形質人類学会への参加報告

  東島沙弥佳

  霊長類研究, 2011年06月20日, 筆頭著者

  

講演・口頭発表等

• 日本書紀から読み解く古代日本におけるヒトの先天異常症例

  東島沙弥佳; 山田重人

  第129回日本解剖学会総会・全国学術集会, 2024年03月21日

  
• 組織透明化手法を活用したニワトリ胚前肢筋形成過程の3Dイメージング：muscle splittingにおける血管と神経の役割

  高瀬悠太; 東島沙弥佳

  第129回日本解剖学会総会・全国学術集会, 2024年03月21日

  
• Tale of the tail: a study of the evolutionary and developmental paths to humans, namely “Shippology”

  Sayaka Tojima

  the XXVIII International Symposium on Morphological Sciences (ISMS), 2023年08月08日, 招待有り

  
• 落ちないためのしっぽ 働きと形 (尾の形態とヒトにおける喪失からの話題提供)

  東島沙弥佳

  第39回日本霊長類学会 自由集会 (猿は木から落ちる/落ちない：霊長類の樹上環境適応と落下を考える), 2023年07月07日

  
• 日本書紀にみるしっぽと日蝕

  東島沙弥佳

  古典籍文理融合研究会2023, 2023年06月21日

  
• ひとり学際研究は半端者の⾔い訳か -正解のわからない学際 とデータの話-

  東島沙弥佳

  第7回京都⼤学データマネジメントワークショップ, 2022年03月

  
• 失くしたしっぽは、「ひと」を知る鍵――⽂理両⽅の視点から 考えるしっぽの喪失

  東島沙弥佳

  国際⽇本⽂化研究センター (国際共同研究: ⾝体イメージ 4 の想像と展開―医療・美術・⺠間信仰の狭間で) 第15回共同研究会, 2022年02月

  
• コアラ下肢の筋骨格形態の解明

  東島沙弥佳; Jaliya Kumaratilake; Chris Leigh

  第125回日本解剖学会総会・学術集会, 2020年03月

  
• Comparison of tail morphogenetic processes among three rodent species with different tail lengths

  Tojima S; Shinohara A; Koshimoto T

  53rd Annual Meeting for the Japanese Society of Developmental Biologists, 2020年

  
• 尾長の異なる齧歯類3種における尾部形態形成過程の比較

  東島沙弥佳; 中島佑夏; 西川晴花; 中島裕司

  第124回日本解剖学会総会・全国学術集会, 2019年03月

  
• ヒト胚発生過程における尾部退縮過程の解明

  東島沙弥佳; 巻島美幸; 高桑徹也; 山田重人

  第123回日本解剖学会総会・全国学術集会, 2018年03月

  
• Tail reduction process during human embryonic development

  Tojima S; Makishima H; Takakuwa T; Yamada S

  CDB Symposium 2017 "Towards Understanding Human Development, Heredity, and Evolution", 2017年

  
• Tail reduction process during human embryonic development

  Tojima S; Makishima H; Takakuwa T; Yamada S

  The 18th International Congress of Developmental Biology, 2017年

  
• ヒト胚発生過程における尾部退縮過程の解明

  東島沙弥佳

  第4回ヒトを含めた霊長類比較解剖学—体幹の基本構造と特殊化を探る−. 京都大学霊長類研究所共同利用研究会, 2017年, 招待有り

  
• ヒトはどのように尾をなくしたのか？—尾部退縮過程解明への形態学的ならびに発生生物学的アプローチ—

  東島沙弥佳

  第11回発生生物学セミナー. 徳島大学藤井節郎記念医科学センター, 2017年, 招待有り

  
• Tail reduction process during human embryonic development

  Tojima S; Makishima H; Takakuwa T; Yamada S

  第50回日本発生生物学会大会, 2017年

  
• ヒト胚発生過程における尾部退縮過程の解明

  東島沙弥佳; 巻島美幸; 高桑徹也; 山田重人

  第57回日本先天異常学会学術集会, 2017年

  
• Research of the Lost Tail: how does the chick tail reduce during development?

  Tojima S; Takase Y; Susaki AE; Ueda HR; Takahashi Y

  第49回日本発生生物学会大会, 2016年

  
• ヒト胚発生過程における尾部退縮過程の解明

  東島沙弥佳; 巻島美幸; 高桑徹也; 山田重人

  第70回日本人類学会大会, 2016年

  
• ひとを知りたきゃ、まずしっぽを見よ！

  東島沙弥佳; 山田重人; 高瀬悠太; 藤田和生; 武藤康弘; 吉田善哉; 呉玲奈

  第3回京都大学学際研究着想コンテスト, 2015年10月03日

  
• Sacro-caudal musculoskeletal morphology varies in catarrhines with different tail length

  Sayaka Tojima

  The 25th Congress of International Primatological Society, 2015年

  
• Tale of tail: how does the chick tail reduce during development?

  Tojima S; Murai H; Takahashi Y

  第48回日本発生生物学会大会, 2015年

  
• ミッシングリンクの尻尾を掴む？！：尾の短縮過程解明に挑む形態学的ならびに発生生物学的アプローチ

  東島 沙弥佳

  霊長類研究 Supplement, 2015年, 日本霊長類学会

  
• Diversity of sacral morphology in Old World monkeys

  Sayaka Tojima

  The 4th International Symposium on Southeast Asian Primate Research: Diversity and Conservation of Asian Primates, 2014年

  
• Tail length estimation from sacro-caudal skeletal morphology in catarrhines

  Sayaka Tojima

  The 3rd International Symposium on Southeast Asian Primate Research: Diversity and Evolution of Asian Primates, 2012年

  
• Tail length estimation from sacro-caudal skeletal morphology in catarrhines

  Sayaka Tojima

  The 18th Congress of the European Anthropological Association, 2012年

  
• Tail length estimation from sacro-caudal skeletal morphology in catarrhines

  Sayaka Tojima

  The 5th International Symposium of the Biodiversity & Evolution (Global COE Project), 2011年

  
• Tail length estimation from sacro-caudal skeletal morphology in macaques

  Sayaka Tojima; Wataru Yano; Masato Nakatsukasa

  The 80th Annual meeting of the American Association of Physical Anthropologists, 2011年

  
• Tail length estimation in macaques from sacro-caudal skeletal morphology

  Sayaka Tojima; Masato Nakatsukasa

  The 4th International Symposium of the Biodiversity & Evolution (Global COE Project), 2010年

  

書籍等出版物

• 霊長類学の百科事典 = The encyclopedia of primatology

  日本霊長類学会, 共著, 霊長類の尾

  丸善出版, 2023年07月

  京大の蔵書を調べる：

  
• しっぽ学

  東島, 沙弥佳, 単著

  光文社, 2024年08月

  京大の蔵書を調べる：

  
• Diversity of sacrocaudal musculoskeletal morphology in catarrhines

  Sayaka Tojima, 単著

  Lambert Academic Publishing, 2018年, 査読無し

  
• 記憶 : その瞬間に脳で何が起きているのか? : 記憶を形成し,維持し,呼び起こすメカニズム : 特集

  林, 康紀, 単著, ハムスターと解き明かせ!尻尾の長さはどう決まる？

  羊土社, 2016年

  京大の蔵書を調べる：

  
• 日本のサル学のあした : 霊長類研究という「人間学」の可能性

  中川, 尚史; 友永, 雅己; 山極, 寿一

  京都通信社, 2012年12月

  京大の蔵書を調べる：

  

Works（作品等）

• しっぽの秘密～しっぽ博士のミニ展示～

  東島沙弥佳

  自 2023年11月01日, 至 2023年12月10日

  
• 卵からはじまる形づくり～発生生物学への誘い～

  日本発生生物学会; 周年記念企画; 展示制作委員会; 阿形清和; 武田洋行; 高橋淑子; 田村宏治; 入江直樹; 倉永英里奈; 福田公子; 東島沙弥佳; 工藤光子

  自 2017年04月04日, 至 2017年06月11日

  

メディア報道

• インタビュー 書いたのは私です (しっぽ学)

  講談社, 週刊現代, 2024年09月28日, 新聞・雑誌

  
• 調べてみよう 動物のしっぽの役割

  少年写真新聞社, 理科教育ニュース, 2024年09月28日, 新聞・雑誌

  
• ヒトはなぜ「しっぽ」がないの？ しっぽ学者は「これまでに仮説は2つある」と言うも…いまだ解けない謎のまま

  光文社, Smart FLASH, 2024年08月25日, インターネットメディア

  
• なぜ人間にはしっぽがないの？ #もやもや解決ゼミ

  マイナビ, マイナビ学生の窓口, 2024年08月20日, インターネットメディア

  
• 日本書紀は古代の「カルテ」京大グループが記述から先天異常を分析

  毎日新聞社, 毎日新聞, 2024年05月02日, 新聞・雑誌

  
• あしたが変わるトリセツショー <動物園>

  NHK, あしたが変わるトリセツショー, 2024年03月, テレビ・ラジオ番組

  
• ダーウィンが来た！(あしたが変わるトリセツショーに関するミニコーナー)

  NHK, ダーウィンが来た！, 2024年03月, テレビ・ラジオ番組

  
• （ののちゃんのＤＯ科学）動物のしっぽは何のため？

  朝日新聞, 2022年12月, 新聞・雑誌

  
• 人間は、どうしてしっぽがないのですか？

  日本の学童ほいく, 2021年09月, 会誌・広報誌

  
• ヒトにしっぽないのはなぜ？ サルにヒトに手がかり求め

  朝日新聞, 2019年, 新聞・雑誌

  
• 活躍するOGたち

  四天王寺高等学校・中学校, 2019年, インターネットメディア

  

外部資金：科学研究費補助金

• MRIを用いた“博物館画像学“ー死蔵標本の再発掘ー

  挑戦的研究(萌芽)

  中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野

  京都大学

  山田 重人

  自 2020年07月30日, 至 2022年03月31日, 完了

  解剖学;発生学;博物館学;計測工学;放射線科学;MRI;シーケンス;有袋類

  https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K20719/
• ヒトが尻尾を失くした仕組：短尾有羊膜類の胚発生過程における尾部形態形成機構の解明

  若手研究

  小区分48010:解剖学関連

  大阪市立大学

  東島 沙弥佳

  自 2018年04月01日, 至 2021年03月31日, 完了

  しっぽ;発生;退縮;尾部退縮;有羊膜類;Human tail;細胞死;体節;尾部;尻尾;ニワトリ胚;ハムスター胚

  https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K15008/
• 前近代日本の先天異常実態解明：五国史から読み解くヒトの形態・機能異常

  挑戦的研究(萌芽)

  中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野

  京都大学

  東島 沙弥佳

  自 2024年06月28日, 至 2027年03月31日, 交付

  続日本紀;日本後紀;続日本後紀;日本文徳天皇実録;日本三代実録

  https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24K21375/