Institute for Integrated Radiation and Nuclear Science (KURNS)
2005~2010年国立舞鶴工業高等専門学校(舞鶴高専)にて, プログラムや回路を学び, 頭でイメージできた電子工作は, 大抵作れる技術力を身に着ける. 2006年10月NHK高専ロボコン近畿大会に出場し, 特別賞受賞. 2009年, 回路部品に使用される無機材料に興味があり材料工学の研究をはじめ, 同年8月に国内学会口頭発表を経験. 2010~2012年, 舞鶴高専専攻科に進学し, 材料工学および情報工学の両分野での研究, 学会発表を経験. 2010年11月(大学学部3年相当), 査読あり国際学会での発表を経験.
2012~2017年大阪大学大学院 工学研究科において, 無機材料工学を専門として博士課程まで進み, 2017年3月に博士号(工学)を取得. 研究活動とは別に, 自分の不足しているWeb開発技術を向上するため, 趣味のWebサイトや学内ベンチャー企業のWebシステムを開発. Web開発をきっかけに, 材料工学と組み合わせたマテリアルズ・インフォマティクス研究を紹介され, 博士論文の研究とは別に進める.
2017年4月, 自身のインフラの技術が不足していることを感じ, さくらインターネット株式会社に入社. 同年6月, さくらインターネット研究所に配属されると同時に, 同社パラレルキャリア制度を利用し, 理化学研究所 革新知能統合研究センターの客員研究員として, マテリアルズ・インフォマティクス研究に従事. 機械学習を共通の要素技術として, 材料工学および情報工学の知識を双方に生かした学際的研究に主眼を置く. マテリアルズ・インフォマティクス研究が評価され, 2019年7月国際会議International Conference on Thermoelectrics (ICT2019)でポスター賞を受賞, 同年9月日本熱電学会学術講演会で優秀ポスター賞を受賞.
2020年4月~2024年3月, クロスアポイントメント制度を利用して京都大学の特定助教として従事(さくらインターネット株式会社60%, 京都大学40%).2024年4月〜 京都大学の非常勤研究員に着任.