Graduate School of Medicine, Department of Human Health Sciences Program-Specific Associate Professor
kyoto-u.ac.jp【背景と問題意識】
医師として診療に関わる中で、病気が進行してから対応するだけでは届かない課題があることを感じてきました。早い段階で健康状態の変化を捉え、適切な予防や支援につなげることができれば、患者さんや住民の未来を少しでも変えられるのではないかと考えるようになりました。その思いから、臨床疫学や公衆衛生の方法を学び、現場で生じる疑問を医療データで検証し、診療や保健事業に還元する研究に取り組んできました。
【研究の視点】
医療リアルワールドデータを用いて、現場の疑問を研究可能な問いに整理し、診療や保健事業で使える知見へ育てる研究に取り組んでいます。臨床疫学、因果推論、AI・機械学習を方法論として、疾患予測、重症化予防、生活習慣、受診行動、医療の質改善に関する研究を進めています。
【今後の展開】
医療機関、自治体、保険者、企業との連携を通じて、研究成果を診療支援、保健指導、受診勧奨、重症化予防などの実践に結びつけたいと考えています。現場で生じた疑問をデータで検証し、再び現場に還元する循環をつくることを目指しています。