医学研究科 附属医学教育・国際化推進センター 学部教育部門 講師
京都大学医学教育国際化推進センターにおいて、学習者(学生)支援に従事する他、社会から求められる要件や期待に応えられるよう、学部教育カリキュラム改善のサポートをさせていただいています。医学教育研究に関しては、学習者のモチベーション・自己肯定感の醸成とプロフェッショナリズムを主たるテーマとしています。
また、脳神経内科医として臨床に携わりつつ、神経変性疾患の研究に従事しています。臨床神経学における研究テーマとして特に興味があるのは睡眠と中枢神経の関係であり、京都大学臨床神経学教室においてレム睡眠行動障害を再現した世界初の前駆期パーキンソン病マウスモデルを開発し、田口智之先生と共同筆頭著者(Co-First Author)としてBrain誌に報告しました。その後はこのモデルを活用し、パーキンソン病やレビー小体型認知症の発症予防・進行予防に繋がる研究を進めています。