薬学研究科 創発医薬科学専攻創発医薬科学講座 助教
大学院生時代には、TRPチャネルを軸として、グリア細胞における免疫応答メカニズムの解明、薬剤誘発性疼痛メカニズムの解明を行いました。米国留学中は、ミトコンドリアに発現する未知イオンチャネルの機能解析に従事しました。助教時代は、体内時計の生み出す「時刻」が、どのように調律され、体中に伝わっていくのかを研究しました。これらの研究の背景には常に「温度」というキーワードがあります。現職においても、これまでの広いバックグラウンドと、その中で培った電気生理学的測定技術や生化学実験の知識を活かし、少しでも日本の科学の発展に貢献できますよう日々精進していく所存です。