医学研究科 社会健康医学系専攻健康要因学講座予防医療学 特定助教
日本小児科学会小児科専門医・指導医、日本循環器学会循環器専門医、薬剤師
小児期の遺伝性不整脈レジストリ研究や、発生機序解明を目指して患者iPS細胞由来心筋細胞を用いた電気生理学的研究を行ってきた。現在は小児期の突然死全般に研究ターゲットを広げ、予防に向けた様々なアプローチで取り組んでいる。具体的には、非接触バイタルモニタリング技術を活用した乳幼児見守りシステムの開発、院外心停止レジストリを元にした小児期突然死の予防因子の探索、Child Death Reviewを通じた小児期突然死の原因究明等を行っている。また、不幸にも突然死が発生してしまった際に、遺族を支える社会的受け皿について質的研究手法を用いて模索している。