人間・環境学研究科 人間・環境学専攻文化・地域環境講座 准教授
現代の都市に人びとがどのように住まい,暮らしを営んでいるのか,その実態に迫り,都市空間のデザインやまちづくりに応用可能な理論・方法論について探求しています。そのために,「現場」から発想することを重視し,フィールドワークやアクション・リサーチといった研究手法を通じて,当事者(住民,専門家)や隣接分野の研究者とも積極的に連携・協働し,様々な研究・実践活動を展開しています。
具体的には,国内外の自然災害被災地における住まいと暮らし・コミュニティの長期的な回復プロセスの調査・分析,京都を含むアジア諸国におけるまちづくり・コミュニティ支援活動の実践的研究を行っています。そして,フィールドで得た知見を統合・共有するための理論を社会理論と空間論を軸として構築していきます。