アフリカ地域研究資料センター 特定研究員
アフリカ熱帯雨林を歩くフィールド生態学者。京都大学大学院理学研究科生物科学専攻博士後期課程修了。博士(理学)。同霊長類研究所研究員、国際協力機構 (JICA) 長期専門家などを経て、現在は京都大学アフリカ地域研究資料センター特定研究員。専門は、保全科学・野生動物管理学・霊長類生態学。
大学院時代には、大集団でくらす霊長類マンドリルの社会生態を、長期フィールド調査で明らかにしてきた。
現在は、カメルーン東南部に暮らす人々の重要な食糧・収入源である野生哺乳類の持続的管理のため、自動撮影カメラを用いた科学的な個体数推定と地域住民の実践的な在来知とを統合した研究に取り組んでいる。